御法の舟(読み)みのりのふね

精選版 日本国語大辞典 「御法の舟」の意味・読み・例文・類語

みのり【御法】 の 舟(ふね)

  1. 仏法を舟にたとえていう語。衆生苦海から救って彼岸世界へ渡す舟。弘誓(ぐぜい)の船。のりのふね。
    1. [初出の実例]「ふたつなき御法の舟ぞ頼もしき人をもさして渡すと思へば」(出典:清輔集(1177頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android