御澄(読み)おすまし

精選版 日本国語大辞典 「御澄」の意味・読み・例文・類語

お‐すまし【御澄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 澄まし汁をいう女性語
  3. 手を洗うこと(改正増補和英語林集成(1886))。
  4. 容器を洗うたらい(改正増補和英語林集成(1886))。
  5. まじめな顔をして気取っていること。とりすますこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「出掛け先なる芸者に声をかけ『才チャンおすましで』ト声かけられて」(出典:明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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