御煩(読み)おわずらい

精選版 日本国語大辞典 「御煩」の意味・読み・例文・類語

お‐わずらい‥わづらひ【御煩】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 御面倒。御無理。お心づかい。
    1. [初出の実例]「なにがさておふるまひなされてござるものを、誠におわつらひをなされてござる」(出典:虎明本狂言・饅頭(室町末‐近世初))
  3. ( 転じて、相手の心づかいに対する話し手気持を示す ) 恐縮。
    1. [初出の実例]「『さあらばまだくへ』『いやいやさやうにたくさんにはおわづらひで御ざる』」(出典:虎明本狂言・饅頭(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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