御番山(読み)ごばんやま

日本歴史地名大系 「御番山」の解説

御番山
ごばんやま

[現在地名]日立市折笠町 浜

東連津とうれんづ川の河口北側突端に隆起する海食崖の山。標高一〇メートル。水戸藩の海防策の一環として、天保一三年(一八四二)頂上に遠見番所が設置され、郡方支配に属した。また崖の海岸に面する下部をくりぬいて洞が設けられ、年貢米貯蔵庫として使用された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android