精選版 日本国語大辞典 「御祈始」の意味・読み・例文・類語 おいのり‐はじめ【御祈始】 〘 名詞 〙 鎌倉・室町幕府において、年初にあたって陰陽家や仏家に命じて海内静謐(かいだいせいひつ)などを祈願させるもの。室町後期には正月一一日の行事として恒例化した。[初出の実例]「御いのりはしめきよくら人申さた。御なて物いつる」(出典:御湯殿上日記‐延徳三年(1491)正月八日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例