仏家(読み)ブッケ

デジタル大辞泉 「仏家」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐け【仏家】

仏の住む浄土。悟りの世界
仏教徒
僧のいる寺。仏道修行の道場
[類語](3伽藍仏閣寺院梵刹仏寺仏刹山門古寺古刹巨刹名刹

ぶっ‐か【仏家】

ぶっけ(仏家)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏家」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐け【仏家】

〘名〙 仏語
① 仏のすむ浄土。悟りの世界。〔観無量寿経
仏教徒。また、その集まり。仏教の教団
※即身成仏義(823‐824頃)「則為在仏家
※観智院本三宝絵(984)下「女人を仏家にいるべしと申すすめて」
③ 僧のいる寺。仏道修行の道場。
正法眼蔵(1231‐53)別輯「仏家に観世音菩薩あり、是をみぬ人は少く」

ぶっ‐か【仏家】

※読本・雨月物語(1776)貧福論「かく果るを仏家(ブッカ)には前業をもて説しめし」

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