御笠西郷(読み)みかささいごう

日本歴史地名大系 「御笠西郷」の解説

御笠西郷
みかささいごう

御笠郡が東西に分割されて成立したとみられる中世の郷。安楽寺草創日記によれば、建永元年(一二〇六)五月、藤原殖子(七条院)の御願により太宰府天満宮内に新三重塔が造立され、青木あおき(現不明)などとともに「三笠西郷」内の荒野が寄進された。観応三年(一三五二)書写安楽寺領注進状に「御笠東西郷」とみえ、大宰府天満宮の一円神領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 未詳 青木

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む