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荒野/曠野 アラノ

デジタル大辞泉の解説

あら‐の【荒野/×曠野】

荒れ果てている野。人けもなくて寂しい野原。あれの。
[補説]書名別項。→阿羅野

こう‐や〔クワウ‐〕【荒野】

あれはてた野原。あれの。あらの。
開発されていない土地。平安末から中世にかけて開墾・開発が奨励され、その開発地の、租税雑役は免除された。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうや【荒野】

日本の歴史上,野・原などの開墾可能な荒地をいい,元来は無主地。11世紀の初期,国司は国衙の収入減を克服するため,広範に生まれていた荒廃公田開発(かいほつ)を促し,荒野に準じた雑公事(ぞうくじ)免除などの特典を与えた。また,その私領化をも認めるようになった。これ以降,在庁官人らは,荒野・荒廃公田を含む広い領域を囲いこみ,活発な開発を行うようになった。この開発所領は,国衙に直結する徴税単位別名(べちみよう)・として位置づけられた。

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大辞林 第三版の解説

こうや【荒野】

あれはてた野原。あれの。
主に中世、開墾奨励のために無税にした土地。

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世界大百科事典内の荒野/曠野の言及

【開発】より

…〈かいはつ〉ともいう。荒野・荒蕪地を開墾することは超時代的に行われたことであるが,とくに平安期から鎌倉期にかけての開発は,荘園制・領主制・中世村落など中世社会の骨格となる諸要素形成の基礎となった。用語面でも,初期荘園の開墾では〈墾開〉〈治開〉とかが用いられたが,平安初期になると〈開発〉がしだいに使用されるようになる。…

※「荒野/曠野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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