御蔵町(読み)おくらまち

日本歴史地名大系 「御蔵町」の解説

御蔵町
おくらまち

[現在地名]大津市浜大津はまおおつ一―二丁目・同四丁目

元会所もとかいしよ町の北に続く両側町。琵琶湖上に突き出した一画の東手に大津代官所、西手にそれより敷地の大きい幕府蔵が置かれ、大津城の本丸跡と考えられている。町名は幕府御蔵に由来する。寛保二年町絵図では西の蔵橋くらはし町までの湖辺に大浜と記す。「淡海録」に金蔵かねぐら町とあり、荷揚場の金蔵関があった。大津城本丸跡に大津代官所と並んで幕府蔵が置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む