御衣勝ち(読み)オオンゾガチ

デジタル大辞泉 「御衣勝ち」の意味・読み・例文・類語

おおんぞ‐がち〔おほんぞ‐〕【衣勝ち】

[形動ナリ]からだが小さくて、衣装ばかりが目立つさまを、その状態にある人を敬っていう語。
「いと―に身もなくあえかなり」〈・若菜上〉

おんぞ‐がち【御衣勝ち】

[形動ナリ]おおんぞがち」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御衣勝ち」の意味・読み・例文・類語

おんぞ‐がち【御衣勝】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「がち」は接尾語 ) からだが小さく、着物のほうが目立つさまの意を、その状態にある人を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「なに心もなくものはかなき御程にて、いと御ぞがちに、身もなくあえかなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む