微視的状態(読み)びしてきじょうたい(その他表記)microscopic state

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「微視的状態」の意味・わかりやすい解説

微視的状態
びしてきじょうたい
microscopic state

圧力とか比熱などの量は構成原子や分子の総体的な効果を反映するものであるが,その性質を構成粒子の幾何学的配置や量子力学的状態に基づいて理解しようとするとき,その個々の状態を微視的状態という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android