20世紀日本人名事典 「徳永真一郎」の解説
徳永 真一郎
トクナガ シンイチロウ
昭和・平成期の小説家,随筆家
- 生年
- 大正3(1914)年6月1日
- 没年
- 平成13(2001)年12月5日
- 出身地
- 香川県綾歌郡飯山町下真時
- 本名
- 徳永 真一
- 学歴〔年〕
- 高松中〔昭和7年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 吉川英治賞〔昭和39年〕,滋賀県文化賞〔昭和58年〕,ブルー・レイク賞〔昭和60年〕,地域文化功労賞〔昭和61年〕,勲五等瑞宝章〔平成4年〕
- 経歴
- 昭和7年三越高松支店入社。12年大鉄(現・近鉄)を経て、15年毎日新聞社に入社。鳥取支局長、大津支局長、大阪本社学生新聞部長、編集局参与を歴任するかたわら、歴史小説を中心に数々の作品を生み出した。44年退職。のち学生新聞部時代に自ら紙上で連載した第1作「少年三国志」が東映により映画化された。46年びわ湖放送常務に就任、49年退社し、文筆生活に入る。主著に「寺田屋お登勢日記」「影の大老」「家康・十六武将」「東福門院和子」「影の将軍」「明智光秀」「大久保利通」「幕末列藩流血録」など多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報