徳海(読み)とっかい

精選版 日本国語大辞典 「徳海」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かいトク‥【徳海】

  1. 〘 名詞 〙 ( 徳の大きさを海にたとえていった語 ) 偉大な徳。または、大きな徳を持つ人。
    1. [初出の実例]「翻此徳海、洗滌四恩」(出典性霊集‐七(835頃)菅平章事奉為四恩造功徳願文)
    2. [その他の文献]〔王維‐謁璿上人詩序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android