精選版 日本国語大辞典 「心が解ける」の意味・読み・例文・類語
こころ【心】 が 解(と)ける
※書紀(720)雄略即位前(図書寮本訓)「因りて酒を命して肆宴(とよのあかりきこしめ)す。爾(しかう)して乃ち情盤(ミココロトケ)楽極(たのしひきはま)りて」
② うち解ける。くつろいだ気分になる。気を許す。油断する。
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「いとど昔のみ思ひ出でられて、まれにものし給ては、心とけたることもなくてあれども」
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