心に錠をおろす(読み)こころにじょうをおろす

精選版 日本国語大辞典 「心に錠をおろす」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 に 錠(じょう)をおろす

① 用心する。気を許さない。
滑稽本浮世床(1813‐23)初「口はずるいが、心は錠をおろしてゐるはな」
② 心を変えまいと堅く決心する。心にきめる。
歌舞伎五大力恋緘(1793)二幕「このお人より外は一生連添ふまいと、心に錠を卸したからは」

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