内科学 第10版 「心不全と消化管病変」の解説
心不全と消化管病変(循環器系疾患)
うっ血性心不全や肺性心,収縮性心膜炎では腸管の吸収不良や蛋白漏出胃腸障害をきたすことがある.また,消化管粘膜の虚血に伴い潰瘍形成や虚血性腸炎を起こすこともある.うっ血性心不全では悪心・嘔吐,食欲低下,便秘などの症状をきたすことがあり注意を要する.いずれもまずは原疾患のコントロールが重要となる.[安藤貴文・後藤秀実]
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
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