心働く(読み)こころはたらく

精選版 日本国語大辞典 「心働く」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 働(はたら)

  1. 心が動揺する。心が静まらない。
    1. [初出の実例]「夜の寝覚などに、傍の淋しきにも、ちと心のはたらく時も有り」(出典:発心集(1216頃か)五)
  2. 気がきく。才覚がある。気働きをする。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「是をつるる程の者をかるく思ふはこころのはたらかぬゆへぞ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)五)

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