才覚(読み)サイカク

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
すばやく頭を働かせて物事に対応する能力。知恵の働き。機転。「才覚のある人」
工夫(くふう)すること。また、すばやく頭を働かせて物事を処理すること。「客の好みに合わせて料理を才覚する」
あれこれ苦心して金や物を手に入れること。工面(くめん)。「才覚がつかない」「五〇万円ほど才覚する」
学問の力。学識。才学。
「和漢の―の足らぬにぞありけん」〈神皇正統記・後醍醐〉
[形動ナリ]機転や才知のあるさま。
「―な貧乏神」〈・御前男・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

才学の転か
スル
物事をなす際のすばやい頭の働き。機転。
あれこれ苦心・工夫して金銭や物品を整えること。工面。算段。 -がつく 月末の不足を自分で-する/明暗 漱石
才知と学識。才学。 この比は深く案じ、-をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし/徒然 116
形動ナリ
才知があるさま。知恵があるさま。 親のゆづり受けず、其の身-にしてかせぎ出し/浮世草子・永代蔵 1

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