心入れ(読み)ココロイレ

デジタル大辞泉 「心入れ」の意味・読み・例文・類語

こころ‐いれ【心入れ】

あれこれと気を遣うこと。心遣い配慮
「馴染の客だけにする…―だった」〈万太郎・続末枯
心の奥底。考え。
貴嬢あなたの御―をも承り、飛立つ程うれしくは思いましたが」〈露伴露団々
深く執心すること。執着
「―奈落までも通じて」〈浮・永代蔵・三〉

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