奥底(読み)オクソコ

デジタル大辞泉 「奥底」の意味・読み・例文・類語

おく‐そこ【奥底】

奥深い所。いちばん奥の所。「奥底の知れない哲理
深く秘めた本心。心底。「奥底を打ち明ける」
[類語]内部

おう‐てい〔アウ‐〕【奥底】

奥深い所。
心中の秘密。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奥底」の意味・読み・例文・類語

おく‐そこ【奥底】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奥深いところ。隠れた処。
    1. [初出の実例]「此人は山をようをくそこまで見る程に、よう山を知て荊棘をかりのけて堂を立て」(出典:四河入海(17C前)三)
  3. 心の深いところ。心の秘密や隔り。底意。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「此のやうに夫婦となって見れば、奥底に隔てが有ては面白くない」(出典:人情本・春情花の朧夜(1860頃か)三)

おう‐ていアウ‥【奥底】

  1. 〘 名詞 〙おくそこ(奥底)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む