心延ぶ(読み)こころのぶ

精選版 日本国語大辞典 「心延ぶ」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 延(の)

  1. [ 一 ] ( 「延ぶ」が自動詞上二段活用の場合 ) 心のどかになる。気持がのんびりする。
    1. [初出の実例]「三月の十日のほどなれば、空もうららかにて、人の心ものび、物おもしろき折なるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)
  2. [ 二 ] ( 「延ぶ」が他動詞下二段活用の場合 ) ⇒こころ(心)を延ぶ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android