心操(読み)シンソウ

デジタル大辞泉 「心操」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう〔‐サウ〕【心操】

心のみさお。心構え。心がけ。
「もし能く此―を護持して身を国家に致し」〈吉岡徳明・開化本論〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心操」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう‥サウ【心操】

  1. 〘 名詞 〙 こころのみさお。心がけ。心ばえ。
    1. [初出の実例]「形㒵(ぎゃうめう)端正にして心操正直也」(出典今昔物語集(1120頃か)五)
    2. 「多分偏執の心操(シンサウ)(〈注〉ココロバエ)也」(出典:雑談集(1305)八)

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