デジタル大辞泉
「心昏る」の意味・読み・例文・類語
心昏・る
心を取り乱して、分別がなくなる。
「絶え入り給ひぬとて、人参りたれば、さらに何事も思し分かれず、御心もくれて渡り給ふ」〈源・若菜下〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
こころ【心】 昏(く)る
心がまっくらになる。ぼうぜんとして
前後の分別がなくなる。心まどう。
※
源氏(1001‐14頃)若菜下「絶え入り給ひぬとて、人参りたれば、更に何事もおぼし分かれず、御心もくれて渡り給ふ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報