心添う(読み)こころそう

精選版 日本国語大辞典 「心添う」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 添(そ)

  1. 本来気持ほかに、別の気持が加わる。
    1. [初出の実例]「さりともと思ふこころそひて、たのもしかりき」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
    2. 「慰めがてら、例の、ひめ君の御方に、聞え給ふやうなれど、異様(ことざま)の心もそひたるべし」(出典狭衣物語(1069‐77頃か)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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