しのぶら・うしのぶらふ【忍】
- 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 上二段動詞「しのぶ(忍)」の反復継続態 ) ずっと耐えしのぶ。感情をおさえつづける。しぬぶらう。
- [初出の実例]「舎人をとこも 忍経等氷(しのぶらひ) 還らひ見つつ」(出典:万葉集(8C後)一六・三七九一)
忍ぶらうの補助注記
語尾の「ふ」は、反復・継続の助動詞とされるものであろうが、「しのぶらふ」という語形の成立については確説がない。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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