忍流(読み)しのびながし

精選版 日本国語大辞典 「忍流」の意味・読み・例文・類語

しのび‐ながし【忍流】

〘名〙 退けて遠方の官につかせること。左遷
書紀(720)大化五年三月(北野本訓)「是、隠流(シノヒナカシ)(か)皇太子の妃(みめ)蘓我の造(みやつこ)媛、父の大臣、塩の為に斬らるる所(こと)を聞いて、心を傷りて病み惋ふ」

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