志念(読み)しねん

精選版 日本国語大辞典 「志念」の意味・読み・例文・類語

し‐ねん【志念】

〘名〙 深く思い定めること。心に強く思うこと。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「かのくにの、もろもろ菩薩は、志念(シネン)(〈注〉ココロサシオモヒ)つねに堅固にして」 〔史記‐晏子伝〕

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普及版 字通 「志念」の読み・字形・画数・意味

【志念】しねん

深く思う。〔史記、晏嬰伝〕今(けふ)、妾其の(晏嬰の)出づるをるに、志念深し。常に以て自ら下るり。今子(し)長(たけ)尺、~自ら以て足れりと爲す。~妾、是(ここ)を以て去らんことを求む。

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