志比原村(読み)しひわらむら

日本歴史地名大系 「志比原村」の解説

志比原村
しひわらむら

[現在地名]勝山市北郷きたごう町志比原

水無みずなし山の南、九頭竜くずりゆう川右岸の氾濫原に位置する島地形村落。北は檜曾谷ひそだに村、西は東野ひがしの村、南は森河もりかわ村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に村名がみえ、高二〇一・八二石とある。正保郷帳によれば田方二六石余・畠方一七五石余。慶長五年から福井藩領、寛永元年(一六二四)勝山藩領、正保元年(一六四四)幕府領で福井藩預地、貞享三年(一六八六)以降幕府直轄地となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android