日本歴史地名大系 「志津留村」の解説 志津留村しつるむら 大分県：大分市旧大南町地区志津留村[現在地名]大分市志津留吉野（よしの）川中流域に位置し、西は影木（かげのき）村、北は長小野（ながおの）村。江戸時代を通じて臼杵藩領で、慶長一一年（一六〇六）の惣御高頭御帳に村名がみえ高五三九石余、吉野組。正保二年（一六四五）の稲葉能登守知行高付帳によれば、本高三五九石余・出来高一八〇石余、田高四〇四石余・畑高一三五石余。正保郷帳では戸次（へつぎ）庄に所属。文政六年（一八二三）には長小野組（万用集）。旧高旧領取調帳では上志津留村一三三石余・中志津留村一一六石余・下志津留村一四二石余に分れており、明治八年（一八七五）東隣の長畑（ながばたけ）村と合併して志津留村となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
