志賀焼(読み)しがやき

精選版 日本国語大辞典 「志賀焼」の意味・読み・例文・類語

しが‐やき【志賀焼】

  1. 〘 名詞 〙 長崎県対馬市厳原(いづはら)町久田道(くたみち)志賀で焼かれた陶器。享保一一年(一七二六)頃が初めという。はじめ雑器を焼いたが、後、高麗茶碗の写しなども作った。器底に「志賀」または「シカ」の二字が焼きつけてある。大正初めに廃窯。同町立亀で作られた立亀焼、阿須の阿須焼は、すべて同種のもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android