デジタル大辞泉 「念無し」の意味・読み・例文・類語 ねん‐な・し【念無し】 [形ク]1 無念である。残念である。「覚範一の矢を射損じて、―・く思ひなして」〈義経記・五〉2 容易である。たやすい。「夜昼三日が間に、―・く掘り崩してけり」〈太平記・七〉3 予想外である。思いがけない。「これは―・う覚えて候」〈謡・丹後物狂〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例