怖持・強持(読み)こわもて

精選版 日本国語大辞典 「怖持・強持」の意味・読み・例文・類語

こわ‐もて こは‥【怖持・強持】

〘名〙 恐れられながら厚遇されること。怖持(こわもち)
洒落本南閨雑話(1773)怖勤の体「わるくしたらばやかましからんとこわもてに勤る」
田舎教師(1909)〈田山花袋〉六「郡視学と云へば、田舎では随分こは持のする方で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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