精選版 日本国語大辞典 「思し念ず」の意味・読み・例文・類語
おぼし‐ねん・ず【思念】
- 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「おもいねんず(思念)」の尊敬語 )
- ① 一心にお祈りになる。
- [初出の実例]「年ごろおぼしねんじ、なにがしにもいみじう祈らせ給ひしに」(出典:浜松中納言物語(11C中)四)
- ② じっと我慢なさる。
- [初出の実例]「又いつの世にかありしかたちをも見むとおぼしねむじて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...