思し止む(読み)おぼしとどむ

精選版 日本国語大辞典 「思し止む」の意味・読み・例文・類語

おぼし‐とど・む【思止】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「おもいとどむ(思止)」の尊敬語 )
  2. あるところまでで考えることをおやめになる。することを断念なさる。
    1. [初出の実例]「御使の立ちわづらはむもいとほしうおぼしとどめつ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
  3. 心にいつまでも残るようになさる。忘れないよう心におとめになる。
    1. [初出の実例]「心づくしなることを御心におぼしとどむるくせなむあやにくにて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む