思ひ憚る(読み)オモイハバカル

デジタル大辞泉 「思ひ憚る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐はばか・る〔おもひ‐〕【思ひ×憚る】

[動ラ四]気がねする。心配する。
「忍びたる御歩きに、いかがと―・りてなむ」〈若紫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ憚る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐はばか・るおもひ‥【思憚】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 あれこれと考えて、遠慮したり心配したりする。心中で気がねする。
    1. [初出の実例]「御迎へにもと思ひ給へつれど、忍びたる御ありきにいかがと思ひはばかりてなむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む