思ひ睦ぶ(読み)オモイムツブ

デジタル大辞泉 「思ひ睦ぶ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐むつ・ぶ〔おもひ‐〕【思ひ睦ぶ】

[動バ上二]むつまじく思う。
「見そめたる人には、うとからず―・び給はむこそ本意ある心地すべけれ」〈末摘花

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精選版 日本国語大辞典 「思ひ睦ぶ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐むつ・ぶおもひ‥【思睦】

  1. 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 親しい気持を持つ。親しむ。
    1. [初出の実例]「親しくおもひむつぶるすぢは、又なくなんおもほえし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)

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