思ひ遣す(読み)オモイオコス

デジタル大辞泉 「思ひ遣す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おこ・す〔おもひ‐〕【思ひ遣す】

[動サ下二]思いをはせる。思いやる。
「かくて眺むらむと―・する人あらむや」〈更級

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ遣す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おこ・すおもひ‥【思遣】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 思いをこちらによこす。こちらの方を気づかい思う。
    1. [初出の実例]「鈴鹿川八十瀬の浪にぬれぬれず伊勢まで誰かおもひをこせむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《〈和〉doctor+helicopterから》救急専用の医療機器を搭載し、医師・看護師が乗り込んで患者のもとに急行し、病院などに搬送する間に救命医療を施すことのできる救急ヘリコプター。...

ドクターヘリの用語解説を読む