思乱(読み)おぼしみだる

精選版 日本国語大辞典の解説

おぼし‐みだ・る【思乱】

[1] 〘自ラ下二〙 (「おもいみだれる(思乱)」の尊敬語) あれこれとお悩みになる。
※蜻蛉(974頃)中「あがきみ、深くものおぼしみだるべかめるかな」
[2] 〘自ラ四〙 (一)に同じ。
大鏡(12C前)四「一家にいみじきことにおほしみたりしほどに」

おもい‐みだ・れる おもひ‥【思乱】

〘自ラ下一〙 おもひみだ・る 〘自ラ下二〙 あれこれと思い悩む。人を思慕したりして心が落ち着かなくなる。
※万葉(8C後)一五・三七五三「逢はむ日の形見にせよと手弱女(たわやめ)の於母比美太礼(オモヒミダレ)て縫へる衣ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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