思劣(読み)おもいおとる

精選版 日本国語大辞典 「思劣」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おと・る おもひ‥【思劣】

〘自ラ四〙
① 劣っていると思う。劣等感を持つ。
源氏(1001‐14頃)紅梅「さりとておもひをとり、卑下せんも甲斐なかるべし」
相手を劣っていると思う。みくびる。
仮名草子・都風俗鑑(1681)四「或は物かげより見て、なれておもひおとり、うるさくおもふ事ばかりなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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