思零(読み)おもいこぼる

精選版 日本国語大辞典 「思零」の意味・読み・例文・類語

おもい‐こぼ・る おもひ‥【思零】

〘自ラ下二〙 思いがあふれて、表情動作にあらわれる。心配などが外にあらわれる。
※浄瑠璃・当流小栗判官(1714頃)一「顔にもみぢや照手の姫しばし詞は無かりしが、思ひこぼれてつつと寄り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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