怨緒(読み)えんしょ

精選版 日本国語大辞典 「怨緒」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょヱン‥【怨緒】

  1. 〘 名詞 〙 かなしい思い。うらみの心。
    1. [初出の実例]「生別悲兮、断腸万廻、怨緒難禁聊奉所心一首」(出典万葉集(8C後)一七・四〇〇八・題詞)
    2. [その他の文献]〔駱賓王‐望月有所思詩〕

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