怪風(読み)かいふう

精選版 日本国語大辞典 「怪風」の意味・読み・例文・類語

かい‐ふうクヮイ‥【怪風】

  1. 〘 名詞 〙 あやしい風。えたいの知れない無気味さをはらんで吹く風。
    1. [初出の実例]「殿中昏黒(くらくなり)一陣の怪風(クイフウ)起る」(出典読本繁野話(1766)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む