恋い恨む(読み)こいうらむ

精選版 日本国語大辞典 「恋い恨む」の意味・読み・例文・類語

こい‐うら・むこひ‥【恋恨】

  1. 〘 他動詞 マ行上二段活用 〙 人を恋い慕うあまり、かえって先方をうらめしく思う。恋心に応えてくれない相手を、うらめしく思う。
    1. [初出の実例]「恋うらみ君に心はなりはててあらぬ思ひもまぜぬ比(ころ)かな〈従三位宣子〉」(出典風雅和歌集(1346‐49頃)恋三・一一四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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