恐乍(読み)おおそれながら

精選版 日本国語大辞典 「恐乍」の意味・読み・例文・類語

おおそれ‐ながら【恐乍】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「おそれながら」を重々しくいった語 ) 恐れ多いことではございますが。さしでがましいことではございますが。
    1. [初出の実例]「おほそれながら、君もくやしくこそ渡らせ給はんずらめ」(出典:長門本平家(13C前)二)

おそれ‐ながら【恐乍】

  1. 〘 副詞 〙 無礼で恐れ多いとは思うが。恐縮ではあるが。
    1. [初出の実例]「源義経恐ながら申上候意趣者(は)」(出典平家物語(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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