恕察(読み)じょさつ

精選版 日本国語大辞典 「恕察」の意味・読み・例文・類語

じょ‐さつ【恕察】

  1. 〘 名詞 〙 相手心中を思いやって察すること。相手の心になって考えること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「己より卑き人〈略〉及己と同等なる人に交はるに、その情を恕察し、自らその行を謹み守る」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android