恢廓(読み)かいかく

精選版 日本国語大辞典 「恢廓」の意味・読み・例文・類語

かい‐かくクヮイクヮク【恢廓】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ひろびろとして大きいさま。また、心の大きいさま。〔新撰字解(1872)〕〔新語道基
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 広く張って大きくすること。広く世の中にひろめること。恢弘(かいこう)
    1. [初出の実例]「其政事家皆な人民の心識を恢廓するを以て治国の良策となす」(出典:日本教育策(1874‐75頃)〈森有礼編〉ジョン・ヱー・ガルフヒールド氏の書翰)
    2. [その他の文献]〔漢書‐五丘寿王伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む