恢廓(読み)かいかく

精選版 日本国語大辞典 「恢廓」の意味・読み・例文・類語

かい‐かくクヮイクヮク【恢廓】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ひろびろとして大きいさま。また、心の大きいさま。〔新撰字解(1872)〕〔新語道基
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 広く張って大きくすること。広く世の中にひろめること。恢弘(かいこう)
    1. [初出の実例]「其政事家皆な人民の心識を恢廓するを以て治国の良策となす」(出典:日本教育策(1874‐75頃)〈森有礼編〉ジョン・ヱー・ガルフヒールド氏の書翰)
    2. [その他の文献]〔漢書‐五丘寿王伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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