心識(読み)しんしき

精選版 日本国語大辞典 「心識」の意味・読み・例文・類語

しん‐しき【心識】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 意識知識
    1. [初出の実例]「敵兵皆な平素蓄積の心識訓練あり。紀律を守る事極めて謹み、奔走命に応ず」(出典:日本教育策(1874‐75頃)〈森有礼編〉)
  3. 仏語。心のこと。心王の種々のはたらきを蔵するところから、心といい、その識別のはたらきから識というが、小乗ではこれらを同じものとみる。また六識八識などの総称
    1. [初出の実例]「おほよそ諸仏の境界は不可思議なり、心識のおよぶべきにあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐顛倒真実章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む