恥風村(読み)はじかぜむら

日本歴史地名大系 「恥風村」の解説

恥風村
はじかぜむら

[現在地名]伊南村恥風

舘岩たていわ川左岸の河岸段丘上にある小村で、古町組東端の集落。西は大原おおはら村、南は熨斗戸組の穴原あなばら(現舘岩村)。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録には「はちかせ 拾七石一斗一升」とある。慶長二年(一五九七)の藤三郎倉入在々高物成帳(福島県史)には「はち風」とあり、同高で免二ツ八分。寛文五年(一六六五)の伊南郷村々改帳(馬場家文書)によると高二五石余、免三ツで年貢は金納。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む