恩沢寺(読み)おんたくじ

日本歴史地名大系 「恩沢寺」の解説

恩沢寺
おんたくじ

[現在地名]七宝町下田 前並

青竜山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。「徇行記」は「当寺書上ニ境内五畝十五歩七厘御除地、聖徳太子供養田三畝六歩御除地、仏供田一反七畝村除、昔年摂州大坂天王寺心慶坊ト云ル僧聖徳太子自作ノ木像ヲ安置シケルカ、元亀元年ノ比大坂モ静ナラズトテ、其太子ノ像ヲハルハル負テ下田村ヘ来、有縁ノ地ナリトテ一宇ヲ創建シテ安置ス、此像ハ日本三体ノ霊像ノ由イヒ伝フルト也、寺号ハ慶長年ノ比マテハ太子堂竜春庵ト称シ、其後寛文年中ニハ浄泉坊ト称セシカ、天和三年四月玄智代依願恩沢寺ト改号ス」と当寺の由緒に聖徳太子のことを伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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