日本歴史地名大系 「七宝町」の解説 七宝町しつぽうちよう 愛知県:海部郡七宝町面積:八・五二平方キロ海部郡東部に位置し、東は大治(おおはる)町と名古屋市に続く。江戸時代には現在の海部郡を横断していた佐屋(さや)路の人馬の中継要地で、七宝焼の名称とともに海外にまで知られる。明治二三年(一八九〇)沖(おき)ノ島(しま)・遠島(とおしま)・安松(やすまつ)の三ヵ村が合併して宝(たから)村に、秋竹(あきたけ)・桂(かつら)・下田(しもだ)・川部(かわべ)の四ヵ村が合併して井和(いわ)村に、伊福(いふく)・鷹居(たかい)・徳実(とくざね)・鯰橋(なまずばし)・下(しも)ノ森(もり)の五ヵ村が合併して伊福村にそれぞれなった。 七宝町しつぽうまち 石川県:金沢市金沢城下第六連区七宝町[現在地名]金沢市玉川町(たまがわちよう)・武蔵町(むさしまち)白銀(しろがね)町の南に並行する通りの両側町。江戸時代は武家地。享保町絵図では武家一四軒。元禄六年(一六九三)の侍帳には当地は「下安江本町せうし」などと記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by